今も残る「旅の宿」
こんにちは!
関西も梅雨入りし、雨の日も多いですね(泣)
しかも週末が雨(笑)
なかなか走りに行けない~
日曜日が曇りでしたが、走ってきました!!
城陽市の長池というあたりを散策。
ムシッとする曇り空のなか木津川サイクリングロードを北上。
山城大橋で木津川を渡り、城陽に向かう。
大好きな山背古道を一部走りながら進む。
長池のあたりはかつての京都と奈良を結ぶ街道筋で宿場町やったそうです。
→画像1・古くからある酒蔵
なかなか情緒があるな~
京都にも五里(20km)、奈良にも五里の距離なんで
五里五里の里
と言われております。
懐かしい感じのする格子戸や茅葺きなんかも見えてきた。(※個人様宅なので撮影は自粛)
ひときわ立派な建物が見えてきた。
→画像2・菓子司 松屋さん
はい。この日の目的はこちらです(笑)
また和菓子どすえ(笑)
お邪魔すると優しい奥様と気さくな御主人が迎えてくれました。
「わざわざ自転車で来てくれはったんですか?」
そう言っていろいろお話をしていただきました。
こちらの松屋さんは明治43年の創業で、それまでは代々「旅籠」を営んでおられたそうです。
→画像3・4 往時を偲ばせる旅籠の看板たち
お菓子ではなく、これらの貴重な史料を見に訪ねる方々もたくさんいるそうです。
すごいな~
「こちらのもんも、何かいわれがあるんですか?」
「………(笑) いえいえ、これは主人が作ったんです(笑)」
→画像5・鯉
全部お菓子でできてるそうです!!(恥ずかしい~)
見事や!!
「今、出来たんですが、角が潰れてしもて、売りもんにならんもんですが良かったらどうぞ」
→画像6・試食や!!
お茶まで出していただいて(笑) 何か申し訳ないな。
うまっ~(最高)
抹茶と豆乳で作っているそうです。最近の人気商品だそうです!!
試食させていただいたし、コマーシャルせな(笑)
♪和菓子のことなら京都府城陽市長池の松屋さんへ!!
(^q^)美味しいよU^ェ^U
御夫婦としばらく談笑し、ぼくもお菓子を購入。
「また、いつでも来てくださいね」
店の入口まで出てきていただいてお見送り。
再び僕は街道筋を走りだす。
江戸時代にはこの道を多くの方々が旅をして歩き、松屋さんに泊まったりしたんやろな。
出張や旅行やったり、家族が待つ家路の道中やったり、新しい人生の旅立ちやったり。
旅人を優しく迎え、もてなし、翌朝にはそっと背中をおしてあげるような。
そんな事を考えながら小雨の街道筋を走りぬけた。
→画像7・松屋さんの看板商品「芋ようかん」
こんなん食べたことない!! 普通のようかんやと思ったら全然ちがう!!
メチャメチャ美味い(泣)
さつまいもそのもの!
また買いに行かな(笑)
御夫婦に
「またすぐ来よった」
って思われるかな(笑)